昨日の参議院法務委員会で、安倍総理出席での審議が行われましたね。
その際に、野党議員の質問に答える形で、安倍総理から出た発言に、野党や反安倍の方々は、批判を強めているようです。
首相は役員就任について「(1993年の衆院選で初めて)当選した当初、相当昔だが数年間、監査かそうしたものを務めた。1年間に14万円の報酬を受けた」と説明。「はるか昔のことだ」として問題はないとした。
これを受けて、野党や、反安倍政権といった人たちからは、「ズブズブの関係じゃないか」といった批判が出て、攻勢を強めているわけです。
20年前、、、
今回の件はなんと20年も前のことだそうです。
これを持って便宜を図ったのではという批判を見ると、まず浮かぶ疑問が、それなら今までなんで便宜を図らなかったの?ということです。
安倍総理は、今まで自民党幹事長、官房長官、第一次安倍政権と、要職を歴任しているわけです。
もし二十年前の給料が原因で便宜を図ろうと安倍晋三氏が画策したとするなら、今回までの間に、すでに便宜を図っているのではないでしょうか。
一年間でたったの14万円
そして、ズブズブと言うには違和感を覚えるのはなんといってもその金額です
月間ではなく年間で14万円という金額が、安倍晋三氏にとって大きなものではないことは明白です。
それに、議員が会社の役員等をやってその会社から給料をもらうことで、結果として献金のようにお金をもらうことはよくあることで、なんの能力もない安倍総理に監査を頼むのはおかしいという批判も当たらないと思います。
届け出ている以上法的にもなんの問題もありません。
はっきり言って、安倍総理は14万円なんかより高額の献金を受け取っていることだろうし、このことを持って便宜を図っことと結びつけようとするのは無理があります。
100万円は良くて14万はダメ
お金の話になるとやっぱり気になるのが、玉木雄一郎議員が獣医師会から100万円の献金を受け取っていることですよね。
しかも玉木議員の場合は20年前のような、遠い昔の話ではありません。
わたしは、このことに問題があるとは思いません。
自分を支援してくれている人のために動くというのは、政治家の基本だと思いますし大いに結構だと思います。
ですが、このことは良くて、20年前の14万円は批判するというのは、あまりにダブルスタンダードではないでしょうか
玉木議員を弁護する人たちからは、献金は届け出ているから問題ない、野党の議員と総理では全く話が違うという声が聞こえます。
しかし届け出ているのは、安倍総理も同じです。
そして、それなら野党の議員はなんでもありなのかよと突っ込みたくなります。
筋悪な批判をするな
野党も、安倍政権を批判する人たちもしっかりと本筋で批判するところがあれば批判すればいいのに、こういった外形的な話を無理やり繋げようとするところに違和感があります。
加計学園に総理が便宜を図ったというならば、その証拠を突きつけて安倍総理辞任を求めればいいのです。
それがないのに、こんな憶測で批判しようとするのはあまりに無理があります。
そもそも、このお金の話が出る前から、加計理事長と懇意にしていることはわかっていたわけですし、この14万円の話を持って、仲がいいだけじゃなくて、お金の関係が有ったから便宜を図ったのではと印象操作するのは、全く悪質だと思います。
安倍批判のためならなんでもいいといった姿勢はどうなのでしょうか。
まとめ
昨日の山口さんのレイプ疑惑事件でも言いましたが、安倍批判のためなら何でも憶測で繋げて批判するというのは、非常に悪質で建設的でないことは明らかです。
山口敬之 レイプ被害女性顔出し会見 憶測やいい加減な情報で貶めるのはやめろ!!! - 桜咲き誇れ
もちろん、安倍総理に瑕疵があるなら批判すべきです。
しかし、批判すべきなのは、本質的な議論であってこんなしょうもないことはやめるべきです。
批判のための批判では、建設的な議論は行われず、国民はついていきません。
今回の事件についてはこちらの記事もお読みいただければ幸いです
加計学園:内部文書「総理の意向」に問題はあるのか? - 桜咲き誇れ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はちょっと中身の薄い記事になってしまったかもしれません笑
当たり前のことを書いただけですからね笑