6月6日、民進党が参議院法務委員会委員長に対する解任決議案を提出しました。
これを受けて、法務委員会は流会しました。
また審議妨害か、、、と呆れる気持ちです。
解任決議とは
解任決議とは、その名の通り国会の議決を受けて可決されれば、直ちに解任されるという決議です。(当たり前かw)
委員会は、常任委員会と特別委員会に分類されます。
常任委員会は、法務委員会や総務委員会など常設される委員会のことです。
特別委員会は、会期ごとに設置される委員会で、記憶に新しいのは、平和安全法制の特別委員会かと思います。
小西ひろゆき議員がダイブした委員会ですね。
そして常任委員会の解任決議案は本会議で議決する必要があります。
解任決議案は、本会議で優先的に議決される必要があるので、委員会を継続することができないわけです。
まぁつまり、審議妨害のために民進党は解任決議をだしたということです。
民進党が審議妨害したあほらしい理由
今回の解任決議案は公明党の秋野委員長が民進党が納得しなかった委員会の開会を職権で決定したために「強引だ」といって解任決議案を出したわけです。
そして、民進党が委員会の開会に関して折り合わなかったのは、安倍総理大臣がラジオ番組で野党側の対応を批判した発言を撤回しない限り日程協議に応じられないと主張したためでした。
つまり、今回の解任決議案提出の元々の理由は、安倍総理がラジオ番組で野党の悪口を言ったからなのです。
自分たちは批判をしても、自分たちが批判することは許せないのです。
「あほらし」とおもいませんか?
攻撃には反撃が伴うことを知らないのでしょうか。
審議妨害はやめて、しっかり論議しろ!
こうして解任決議を出して審議を妨害して法務委員会を流会させたわけです。
これを審議妨害と言わずしてなんというのでしょう。
衆議院でもそうでしたが、こういったことをして委員会を潰しておきながら、採決の時には審議時間が足りないと言って騒ぐのです。
いい加減にしろよ!と思いますよね。
まさにパフォーマンスです。
審議妨害、審議拒否に関して共産党の小池さんがこういうことを言っています
「やっぱり国民から見ると欠席妨害戦術というのは理解されない」
この言葉の通り、共産党はいくら他党が審議拒否していても、しっかりと出席して質疑を行っています。
これぞ国会なのではないでしょうか!
共産党の思想には全く共感できませんが、こういった姿勢は評価したいところです。
議論を放棄して、審議妨害する姿は国民的な理解は得られません。
議論を放棄して、国会戦術で対抗するのではなく、論議を戦わせるべきです!
まとめ
民進党は、審議拒否ではないといいますが、審議拒否だろうが審議妨害だろうがどっちにしろ、委員会での議論を放棄しているという点では国民から見れば一緒です。
どういった形にしろ、我々の貴重な税金がドブに捨てられているわけです。
政治を変えるには、法律を変えるには、選挙で勝つしかありません。
議論をしっかりと戦わせ、問題を浮かび上がらせて、そして自分たちの良さをアピールして次の選挙で勝つしかないのです。
審議拒否、審議妨害したところで民進党の支持率は上がりません。
金田大臣と議論できないというのなら、専門家の刑事局長と問題について論議を戦わせればいいのです。
国会戦術では、何も変えることができません。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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