桜咲き誇れ

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蓮舫氏「二重国籍問題」で戸籍開示!?本質は「生まれ」ではなく「対応」!人種差別批判は本質を理解していない! とはいえ、、

本日こんなびっくりする記事が出ていました。

 

民進党の蓮舫代表は11日午後の党執行役員会で、自身が日本国籍と台湾籍の「二重国籍」だった問題について、「戸籍(謄本)を示し、近々説明する」と述べた。

 蓮舫氏は、今まで戸籍を公開するのを拒んできたわけです。

しかしながら、一転して今回公開することになったわけです。

さらにtwitterではこのことを、人種差別を助長するなどと本質を全く理解していないような発言まで散見されています。

 

そこで、今回は蓮舫氏の問題、二重国籍の問題などなどについて見ていこうと思います。

 

最後まで読んでいただけても、それでもおかしいという場合はぜひ批判的なコメントでも構いませんので、お気軽にご意見ください。

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そもそもの経緯

まず、この問題を知らない、もしくは忘れたという方もいらっしゃるかもしれませんので、簡単におさらいしておきましょう。

 

このことは、民進党の代表選挙中に「蓮舫氏は台湾国籍を離脱しておらず二重国籍状態なのでは」という疑惑が報道されたことから始まりました。

 

そして、蓮舫氏が対応するのですが、その対応の悪さ、2転3転する説明、過去の発言と食い違う、などなどブレブレの対応となりました。

そして、その後も戸籍の開示を拒み、説明もせずに、うやむやのままで今に至っているということです。

 

うやむやなままですから、今なお二重国籍の疑惑が払拭しきれていないわけです。

 

今回の経緯

そして、今回蓮舫氏が改めて説明すると言い始めたのは、都議選の惨敗を受けて、党内から不満の声が上がっていたことにあると思われます。

 

 

などなど民進党の議員からも、何を言っても「蓮舫氏は自分の疑惑を解決していない」とされる中で、蓮舫氏が自ら説明責任を果たすべきだという声が上がっていたことも大きいでしょう。

 

蓮舫氏の退陣もささやかれる中で、代表を続投するためには、党内の不満を抑えるためにもなんらかの対応をと考えたのが、今回の発言なのでしょう。

 

二重国籍の問題

 そもそも、二重国籍で問題となるのはどういったことなのかも見ておきます。

法令違反の疑い

国籍法16条では「選択の宣言をした日本国民は、外国の国籍の離脱に努めなければならない」と定められています。

努力義務、すなわち離脱する努力をしなければならないというものですが、これは国籍離脱を許さない国もあることから、努力義務とされているわけです。

台湾は、国籍離脱を認めているわけですから、努力義務違反、そして法令違反の疑いがあるのではと指摘されているわけです。

 

国会議員である以上、法令違反の疑いが投げかけられた場合、疑惑を払拭する必要はあるでしょう。

 

経歴詐称の疑い

公職選挙法235条では、職業もしくは経歴などに関し虚偽の事項を公にした者は、2年以下の禁錮又は30万円以下の罰金が定められています。

 

蓮舫氏は、自分のHPで「台湾籍から帰化」と言っているのにもかかわらず、過去のインタビューで、相反する発言も出ており、経歴詐称も疑われているわけです。

 

利益相反

上の二つは、手続き論ですからそこまで大きな問題ではないと言ってもいいかもしれません。

しかし、最も大きいのは、総理を目指そうとする野党第一党の党首が二重国籍ではいけない。という問題です。

 

これは法令がどうこうという問題ではありません。

もしも、日本が台湾と利益が相反する行動を取らなければならなくなった時に、果たして日本の国益のために尽くすことができるのか、ということが問われるということです。

二重国籍では、どうしても相手がたの国に有利に動きかねないということも考えられます。

 

現に、外交官は外務公務員法第7条で「国籍を有しない者又は外国の国籍を有する者は、外務公務員となることができない」と規定されています。

まさに、利益相反となった場合に外交交渉の上で適切に自国の利益のための判断が下せるためにです。

 

そして、外交を指揮する総理大臣に、外交官に求められている外国籍の離脱が求められるというのはごく当然のことではないでしょうか。

 

つまり、今後総理大臣を目指していくのであれば、国籍に対しては他人よりも潔白である努力をする必要があるということです。

 

人種差別!?

そして、今回の問題を人種差別ではないのかと問う声もあります。

私も、その生まれを持って差別するような風潮があるのであれば、問題であると思います。

しかし今回の問題はそういうことではありません。

全く本質を理解していないと言わざるをえません。

 

野党第1党党首の重さ

まずもって、日本では二重国籍というのは認められていませんし、上でも述べたように総理大臣を目指す以上そこにはクリーンさが求められます。

なにより戸籍を問うことが差別だというのであれば、外交官に対しても差別を行っているということになります。

 

本質はその人のアイデンティティではなく、日本のために尽くせるのかということに他なりません。

そんじょそこらの一般の帰化人と比較することはできません

 

蓮舫さんの「まずい」対応

そして最も問題視されているのは、国籍がどうこうというよりも蓮舫さんの2転3転の説明にあります。

蓮舫氏の父親が外国人だから問題なのだということでは全くありません

 

初期の蓮舫氏の対応がまずかったわけです。

そして、その対応をそのままほったからかしてきたその対応にこそ問題点があるわけです。

 

私は個人的には最初にしっかり対応すれば、戸籍を公開なんていう必要はなかったと思います。

最初から論理立てて、説明をしてこういう状況だったんだと誠実に説明できていれば。

 

しかしながら、後からどんどん話と違うことが出てくる蓮舫氏の対応で、疑惑が晴れたと思っている人は少ないでしょう。

そうなると、政府に対して何を追求しても、でもあなたも疑惑を晴らしていないよねという、なにかピリッとしないところが出てきてしまうわけです。

 

生まれや親がどうという問題ではない

私は、蓮舫氏が帰化人でも全く構いません。

民進党が多様性を目指して、そして選挙に当選してきたのであれば、大いに結構でしょう。

 

そして、長島議員も言っていましたが、台湾という日本の友好国ということもありますし、誠実に説明さえしていれば、多くの国民は受け入れたのではないでしょうか。

同じく2重国籍で、真摯に説明する姿勢を見せた小野田議員を、その生まれを持って揶揄するような風潮は全く感じられませんしね。

むしろ株が上がっているのではないでしょうか。

 

彼女の対応、そしてほったらかしてきた態度に問題があるのです。

多様性を認めるとか言う問題とは全く違います

人種差別とも全く違います。

 

とはいえ、、

とはいえ、今回の件は蓮舫氏に同情しない面もないわけではありません。

二重国籍自体は仕方なかったかも

そもそも二重国籍というのは、結構な数が潜在的にいると言われており、日本国籍を取得する時にそれについて指摘してもらえないため、その問題点、そういう状態になってしまっていることには、かなり気づきにくいそうです。(今は違うようですが。)

ですから二重国籍になってしまったことは、悪意もないのでしょうし、仕方なかったという面もないこともありません。

 

上にも書きましたが誠実に説明責任を果たしておけば、ここまで問題とならなかったでしょう。

彼女の周りの人が、どうしてもっと早い段階で、(戸籍開示はしないにしても)説明責任を果たしておかなければいけないとすすめられなかったのか。

周りの人に恵まれなかったのも、すこし同情してしまいます。

遅きに失した

そして、今更の戸籍開示がどこまで意味があるのかも不明です。

国籍よりもむしろ、説明を放棄してきた姿勢にこそ非難が集まっているでしょうからね。

遅きに失したと言えるのではないでしょうか。

 

公開しないことを決めたのであれば、最後まで公開しないという選択肢をとる方がいいと思いますがね。 

 

もはやここまで来てしまっては、どうしていいのかもわからない。

仮に蓮舫氏が真摯に政治を行っていても報われない状況というのは、なかなか悲しいことでしょう。

蓮舫さんの思い

私は、蓮舫氏の政治方針に同意しません。

しかし、擁護するわけではありませんが、本会議場で日本国旗に毎回一礼する蓮舫氏は日本国のために働くことを決意したのだろうと思います

 

そんなものパフォーマンスというかもしれませんが、日本国旗に一礼せずに通り過ぎていく議員が特に野党に数多くいる中で、そういった国旗に敬意を表する気持ちは本物なのではないでしょうか。

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だからこそもったいないと少し同情してしまう一面もあります。

 

終わりに

ということで、この問題について見てきました。

今回の指摘が人種差別だという指摘は本質を見誤っているとしか思えません。

 

そして蓮舫氏のアイデンティティではなく、対応にこそ問題があったことも明らかでしょう。

そして、野田幹事長以下彼女の近くにいる人たちがなぜ説明責任を果たす方向に持って行かずに、問題を放置する方向になってしまったのか。

疑問でしかありません。

 

そして、このように追い詰められてから戸籍を開示することに意味があるとは、残念ながら思えません。

対応がまずかったことが疑問視されているわけで、蓮舫氏の戸籍が明かされたとしても、その対応に対する疑念が晴れるとは思えないからです。

ですから、蓮舫さんが本当に信念を持って開示しないのなら、最後まで開示しないということにすればよかったのにと思いますがね。

 

今後どういった対応に出るのかも注目されるところでしょう。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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追記

会見を受けての記事

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