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共産党との衆院選挙協力は終わりの始まり 民進党再生の道 保守中道へ!

最終更新日8月24日

 

6月8日いわゆる野党4党の党首会談が行われ、合意事項が発表されました。

また、4野党は次期衆院選の候補者調整を加速させ、一致した選挙区を順次発表することでも合意。共産党の志位和夫委員長は記者会見で「一方的に取り下げることは全く考えていない」と述べるとともに、相互推薦・支援や共通政策が協力の前提になると主張した。

 ということで、次期衆院選での選挙協力を進めていく方針を再確認しました。

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しかし、民進党が健全な野党として党勢を立て直すには、共産党との衆院選での選挙協力は断じて避けなければなりません。

このことについて論じながら、民進党再生の道を探ります。 

 

 

衆院選での野党共闘の意味

 

民進党は、昨年の参議院選で野党共闘と称して選挙協力を展開しました。

その結果、2013参院選と比ベれば善戦という結果になりました。特に共産党が。

しかし、衆議院選での選挙協力はその性質が全く異なります。

衆議院選は政権選択選挙です。

衆議院の優越で、首班指名選挙で衆院と参院の指名者が違った場合には衆院の指名者が総理大臣になります。

つまり、衆議院で勝った党やグループが政権を担うわけです。

参議院とは訳が違います。

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野党共闘党??

となると、有権者はこの政党グループに政権を託すという思いをもって投票するわけです。

しかしながら、民進党にはどういう思いで投票したらいいのでしょうか。

「野党共闘党」に投票しろということでしょうか?

共通の政策は、「打倒安倍」のみ

これはちゃんちゃらおかしな話です。

 

日本の有権者の大半を占めると言われる、穏健な保守の方々は、安倍政権がいくらいやだとなっても、共産党に政権を握らせようとは思いません。

そうなると、「野党共闘党」に投票してくれるのは、左寄りの人たちのみになってしまうでしょう。

 

野党共闘は、共産党にとっては民進党支持層を取り入れられてうまい話ですが、民進党からすれば本来支持してくれるはずの、中道から右の人々の票がなくなるわけです。

こうなれば、民進党が万年野党化するのは必然の結果です。

 

必然左傾化する民進党

こうやって、共産党と選挙協力する弊害は他にも出てきています。

共産党と選挙協力するために、国会対策や、政策なども左傾化し、反対のための反対に走っています。

 

今の民進党は、安倍政権下の憲法改正には反対とまで言い、共産党に配慮しているのか憲法改正について、論じようともしません。

 

共産党主導のもと、是々非々ではなく、なんでも反対になっているのです。

かつて民主党が提案していたことも全部反対。

共産党と一緒に批判をすることはできても、一緒に提案をすることはできませんからね。

蓮舫さんが最初に掲げた提案型野党はどこふく風状態です。

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政権交代から民進党が学ぶべきもの

かつての民主党

しかし、かつての民主党は違いました

憲法改正についても是々非々で論議し、安全保障政策に関しても現実的な議論が行われていて、集団的自衛権の限定容認についても容認する方がたくさんおられました。

今のテロ等準備罪はかつて民主党が修正案として出したものにそっくりです。

 

かつての民主党は、ある程度現実的な議論ができ、ある程度是々非々な対応が今と比べればできていたわけです。

今の反対のための反対とは違います。

 

政権交代から学ぶもの

2009年の衆院選挙では、いままで自民党を支持してきた保守層の一部が民主党を支持した結果、あの大勝が起こったわけです。

 

つまり、保守層が揺り動かされるような改革方針を持ちつつ、安全保障などに関しては現実的に論じた結果だったわけです。

まぁ、連立に社民党が入るなどをはじめとして、左に突っ走り、結果はダメでしたが。

 

現在の共産党と共闘する民進党では、こういったことははありえません。

だからこそ政権をもう一度取ろうというなら、保守票を動かせるように、方針を変えるべきなのです。

 

保守中道の政党として生まれ変わるべき

いまこそ、民進党は生まれ変わるべきです。

もう若干手遅れかもしれませんが、今を逃せばもうありません。

 

そのためには、民進党内の左の部分を切り捨てる決断をして、保守中道の改革政党として生まれ変わるべきです。

既得権益とつながっている自民党にはできないことや平等な社会などを掲げていけば十分に差別化はできるでしょう。

民進党の保守派と維新の党のような保守政党が結集すれば、十分将来性のある勢力となり得ると思います。

そもそも、辻元清美さんと前原誠司さんが同じ箱の中にいることに無理があるのです。

 

イギリスのブレアも、アメリカのクリントンも左の勢力を黙らせ、切り捨てて現実路線で行った結果、政権をとったわけです。

 

決断をする最後のチャンスが迫っています。

 

まとめ

私は安倍政権支持者ですが、今の安倍一強が必ずしも良いものとは思いません

 

事実2014衆院選後の読売新聞の調査では、与党圧勝の結果がよくなかったという人が46パーセントです。

自民党がいいとは思わないけど、他と比べればましという層が少なからずいるのです。

 

こういった層の受け皿となる、保守中道の政党に生まれ変われば、将来的にははまだまだ望みはあると思います。

健全な野党へ、そして将来的には政権を取れる勢力へ。

最後のチャンスです。

  

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